弁理士試験って?
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短式試験について
弁理士試験の「短式試験」とは、どのような試験でしょうか?
この点は、特許庁のサイトに詳しい説明がありますが、概ね以下のような試験です。
1.試験形式としては、マークシートによる五枝択一です。
2.試験範囲は、(1)特許法・実用新案法、(2)意匠法、(3)商標法、(4)工業所有権に関する条約、(5)著作権法・不競法について出題がなされます。
3.問題数は計60問です。
4.出題は、(1)特許法・実用新案法、(2)意匠法、(3)商標法、(4)工業所有権に関する条約、(5)著作権法・不競法について、概ね2:1:1:1:1でさなされます。
5.試験時間は、「3.5時間」
6.合格基準は、合計得点が一定比率(概ね60%)以上の人のうち、論文式筆記試験を適性に行う視点から許容できる最大限度の受験者数を設定します。
このように、試験科目が多く、時間も3.5時間と長く、合格のための最初のステージではあるものの、なかなか厳しい試験ですね!
また、注目すべきは、「6.合格基準」です。
資格試験ではありますが、「論文式筆記試験を適性に行う視点から許容できる最大限度の受験者数を設定します」とあり、要は試験会場に入れるまでの人数で、採点ができるだけの人数だけが合格できる競争試験であり、一定以上の点数をとった受験生が合格できるとの仕組みではないことに注意する必要があります。
【弁理士試験コラム】
弁理士試験ガイドMAPでは、各記事のページに過去問、条文、判例等のコラムを掲載しています。
気になることがあれば、その場で確認!
これから勉強始める貴方は、今後の勉強のイメージつくりにお役立てください。
特許法
【第1問】
特許発明の技術的範囲の解釈にあたり参酌される事項を挙げ、あわせて特許発明の技術的範囲と特許出願時における公知技術との関係について論ぜよ。
【第2問】
外国語書面出願における明細書又は図面の補正について述べよ。
実用新案法
【第1問】
実用新案権による権利行使に関し、特許権の権利行使との比較においてその違いを説明し、その違いを設けた理由もあわせて論述せよ。
【第2問】
X会社の従業員であるAが、公知のネジ(甲)の頭に新規な装飾を施したネジ(乙)を考案し、実用新案登録をした。X会社は、Aから実用新案権の独占的通常実施権の許諾を受けた。その後、Y会社は、ネジ(乙)の頭の装飾を改良したネジ(丙)を考案し、実用新案登録をした。Y会社が、ネジ(丙) を製造販売したところ、X会社から実用新案権に基づく差止請求を受けた。
Y会社は、どのような法的主張をすることができるか。
弁理士試験 過去問(本試験問題)
平成9年度
論文式試験について
弁理士試験の論文式試験とは、どのような試験でしょうか?
この点、特許庁のサイトに詳しい説明がありますので、ここでは、要点を整理してみます。
まず、最初のポイントとして、試験は、(1)工業所有権に関する法令についての知識を問う必須科目と、(2)専門的な知識を問う選択科目とが出題されることがあげられます。
特許法や商標法などの法律についてだけではなく、それぞれの受験生が選択した専門分野に関する知識も問われるとのことですネ!
次のポイントは、必須科目は、(1)特許法・実用新案法、(2)意匠法、(3)商標法が出題されるものの、その試験時間と配点は同じではないとのことです。
試験時間については、(1)特許法・実用新案法が2時間、(2)意匠法が1.5時間、(3)商標法が1.5時間です。
また、配点については、特許法・実用新案法、意匠法、商標法、選択科目についてそれぞれ2:1:1:1となっており、特許・実用新案法は他の科目の2倍の配点がなされています。
弁理士試験対策を進めるにあたり、配慮が必要です。
第3のポイントは、選択科目は、(1)地球工学、(2)機械工学、(3)物理工学、(4)情報通信工学、(5)応用化学、(6)バイオテクノロジー、(7)弁理士の業務に関する法律と7科目からの選択であるとのことです。ここで、(7)弁理士の業務に関する法律との科目があることに注目してください。弁理士試験は、技術系の試験であると一般には認識されていますが、技術系の科目を選択しなくても受験し、合格するとこが可能です。
第4のポイントは、合格基準です。
合格の基準が明確に定められています。弁理士試験の勉強を始める前に、必ずこの基準については知っておかなくてはなりません。
この基準は、多少複雑ですので、特許庁のサイトからそのまま引用します。
以下、特許庁のサイトからの引用
「必須科目と選択科目の得点合計が、必須3科目の満点合計(例えば400点)と選択科目の満点合計(例えば100点)を加えた総合計(例えば500点)の60%以上であって、かつ、必須3科目の得点合計が必須3科目の満点合計(例えば400点)の60%以上であって、必須科目中及び選択科目に満点の50%未満の科目が1つもないこととする。」
弁理士試験、論文式試験の概要がお分かりになりましたか? このページは、弁理士試験を紹介するために、正確さよりもわかり易さに重点をおいて書いています。
ついては、弁理士試験を受験すると決めたら、最新の情報を必ず特許庁のサイトで確認してください。
【弁理士試験コラム】
弁理士試験ガイドMAPでは、各記事のページに過去問、条文、判例等のコラムを掲載しています。
気になることがあれば、その場で確認!
これから勉強始める貴方は、今後の勉強のイメージつくりにお役立てください。
特許法
【第1問】
特許の無効審判制度の中で訂正の請求が設けられている趣旨を簡単に説明するとともに、特許法第134条第2項第1号の「特許請求の範囲の減縮」及び同法同条第5項で準用する同法第126条第3項の「実質上特許請求の範囲を拡張し、又は変更するものであってはならない」について説明せよ。
【第2問】
甲は、製品Aの製造販売をしている。公開公報により、乙が製品Aについての発明を特許出願していることを知った場合の甲の対応策を説明し、併せて、当該特許出願に係る発明が特許された場合の甲の対応策も説明せよ。なお、製品Aの実施について、甲は乙から何らの権原を受けていないものとし、また、先使用による通常実施権については考慮しないものとする。
実用新案法
【第1問】
甲は、「木型に流し込む方法によって成形された」玩具に係る実用新案権を有している。乙は、金型を使って同じ玩具を製造販売した。甲は、乙に対して、製造販売の差止と損害賠償の請求を行った。甲はどのような主張をすればよいか。また、乙はどのような抗弁をすればよいか。
【第2問】
明細書の補正及び訂正の意義について述べるとともに、そのできる時期と範囲について述べよ。
弁理士試験 過去問(本試験問題)
平成8年度
口述試験につて
弁理士試験の口述試験とは、どのような試験でしょうか?
特許庁のサイトには、
「論理的思考能力や問題解決能力を明解に説明し、コミュニケーションを図る能力を判断する試験」とあります。
「面接形式」で試験が行われ、特許法・実用新案法、意匠法、商標法が試験範囲となります。
試験時間は、それぞれの科目について、10分程度とのこと、合格基準は理解不十分と判断される科目が2科目以上ないこととあります。
特許庁のサイトを見る限り、弁理士試験の口述試験は、短答式試験や論文式試験に比べて情報が少なく、とらえどころがない様に思われます。
口述試験の再現問題集等があるようですので、このような資料を検討して、事前に試験のイメージをつかんでおくことが、弁理士試験対策として大切であると思われます。
【弁理士試験コラム】
弁理士試験ガイドMAPでは、各記事のページに過去問、条文、判例等のコラムを掲載しています。
気になることがあれば、その場で確認!
これから勉強始める貴方は、今後の勉強のイメージつくりにお役立てください。
特許法
【第1問】
願書に添付した明細書に「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」を記載させる意義について説明し、両者の関係について論述せよ。
【第2問】
特許法第79条に規定する先使用による通常実施権について論述せよ。
実用新案法
【第1問】
甲は、玩具の実用新案権を有している。乙は、丙から部品の供給を受けて、甲の登録実 用新案に係る玩具を製造した。丁は、乙の製造した玩具のダイレクトメールを発送した。
この場合、実用新案権者である甲は、乙、丙、丁に対して、裁判上どのような請求をすることができるかについて述べよ。
【第2問】
実用新案登録請求の範囲において、請求項が方法的記載であった場合の権利解釈について論ぜよ。
弁理士試験 過去問(本試験問題)
特許法 平成7年度
弁理士試験の形式・試験科目
まずは、弁理士試験の概要を検討してみましょう!
知財・特許の用語で言えば、まずは書誌的事項の確認ですネ?
1・短答式筆記試験
@(1)特許法・実用新案法 (2)意匠法 (3)商標法 (4)工業所有権に関する条約 (5)著作権法・不競法の教科についての試験です。
A出題される問題は、計60問です。
B試験時間は、3.5時間となっています。
2、論文式筆記試験
必修科目と選択科目とについて試験が実施されます。
@必須科目は、(1)特許法・実用新案法 (2)意匠法 (3)商標法の3科目について試験がなされます。
かっては、特許法と実用新案法とは別の科目について試験がなされていましたが、現状は1科目となっています。
A選択科目は、(1)地球工学 (2)機械工学 (3)物理工学 (4)情報通信工学 (5)応用化学 (6)バイオテクノロジー (7)弁理士の業務に関する法律の中から一科目を選択します。
どの科目を選択するかは、願書を提出する際に選択する必要があり、試験会場で選択することはできません。
3、口述試験
@面接方式で行われます。
A試験科目は、特許法・実用新案法、意匠法、商標法の3科目です。
B試験時間は、それぞれの科目について、各10分程度です。
これから弁理士試験合格のための対策を進めるにあたり、まずは、試験の形式、試験科目をしっかりと把握しておきましょう。
【弁理士試験コラム】
弁理士試験ガイドMAPでは、各記事のページに過去問、条文、判例等のコラムを掲載しています。
気になることがあれば、その場で確認!
これから勉強始める貴方は、今後の勉強のイメージつくりにお役立てください。
特許法
【第1問】
特許を受ける権利の共有について論ぜよ。
【第2問】
特許の無効の審判の請求書及びその補正について述べよ。
実用新案法
【第1問】
考案の新規性について論ぜよ。
【第2問】
実用新案登録が出願公告されたところ、登録異議の申立てがあったので、出願人は実用新案登録請求の範囲を減縮する補正をした。それにもかかわらず、その出願について拒絶査定がされた場合に、出願人のとり得る措置及びその措置をとるにあたって留意すべき事項について述べよ。
弁理士試験 過去問(本試験問題)
昭和60年度